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「がんばるアフリカ」を応援するキャンペーンです。 後援:外務省
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【10月7日】「アフリカ人 日本人 みんな地球人」をテーマに、各地域で活動するNGOと地方のJICAがそれぞれの開催地の実行委員会を担います。今回のJICA駒ヶ根はジンバブエ友の会の林本さんが中心になって企画されました。

当日参加者の感想を報告します。

9月29日(土)
会場:JICA駒ヶ根青年海外協力隊訓練所
 〒399-4117 長野県駒ケ根市赤穂15
TEL:0265-82-6151
https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e9e3b12ba269022cca37591f8a32fd3d/1188958560

実行委員長:アフリカ支援グループジンバブエ友の会 代表 林本久美子
共催:駒ヶ根青年海外協力隊訓練所(JICA駒ヶ根)
協力:ジンバブエ大使館
後援:abn長野朝日放送、信濃毎日新聞社、毎日新聞長野支局、アフリカ日本協議会

当日スケジュール
10;30 オープニング・セレモニー
11:00 アフリカ人とのサッカー交流会
13:00 シンポジウム「信州におけるアフリカ理解の今とこれから」
コーディネーター 内山二郎(フリージャーナリスト)
パネリスト
  林本 久美子氏(ジンバブエ友の会代表)
  アブライ・サンコン氏(ギニア出身・在日22年)
  内野香美氏((特活)TICAD市民社会フォーラム理事)
  阿久津昌三氏(信州大学教育学部教授)
  城島徹氏(ジャーナリスト)
  山形茂生氏(JICA駒ヶ根青年海外協力隊研究所長)
15:10 ムビラ演奏「神とつながる音」
16:10 ジャンベ・ワークショップ
17:10 ダンス・ワークショップ
18:20 ワークショップ発表
18:35 サブニュマLIVE
19:00 アブライ・サンコン& ASAKUI LIVE


まず行って驚いたのですが、今回林本さんたちはイベントの告知の手法でTV CMを使ったそうです。
ローカルTVとは言え、1ヶ月前から毎日2回、CMを流してもらっていたそうですが、そのときにもこのイベントが行われる意義と、トップバッターとしてのイベントであることを強調して1ヶ月前からの放映していただいたそうです。

今回の中心はなんと言っても音楽です。ジェンベのワークショップと発表会はもちろん、ムビラの演奏など、長野で活動されているSabunyuma(サブニュマ)やオスマン・サンコンさんの弟であるアブライ・サンコンさんの
A. SAKUIによるライブなど、よる8時まで行われました。
私たちは残念ながら当日帰りであったこともあり、4時半には会場を後にしたが、本当に残念でした!

また、音楽だけではなく、午前中には子どもとサッカー交流として、元読売選手だったNAHMOさんに教わるサッカー教室では子どもが大勢参加していました。
私たちは見ることができなかったのですが、ダンスワークショップもあり、企画は盛りだくさんでした。

各地のキャラバンではアフリカのことを紹介することだけではなく、さらに日本のODAがアフリカでどのように使われているのか、JICAの活動やNGOの活動紹介などをすることが各イベントに求められています。
駒ヶ根では、シンポジウム「信州におけるアフリカ理解の今とこれから」で、アフリカ理解を深めるために、何が求められるのか、様々な議論が行われました。
このシンポジウム、パネリストの方がそれぞれに出した意見もすばらしかったのですが、個人的に本当に感動したのは司会であるフリージャーナリストの内山二郎さんのファシリテーターのすばらしさです。
内山さんはNHK長野放送局にいらっしゃった方ですが、インタビュー形式でパネリストの自己紹介を行う方法はもちろん、会場を歩き回りながら参加者に意見を求めるやり方はとにかく「プロだな」の一言でした。

シンポジウムでは、パネリスト紹介と活動紹介の後に、アフリカ理解のあり方、特に信州におけるアフリカ理解をどのように進めるか、という話が出ました。
アフリカ理解については阿久津信州大学教授から長野県での教員ネットワークの活用の可能性や、城島氏によるメディアの活用のほか、参加者からはイベントや交流の重要性など様々な意見が出ました。
パネリストの一人である阿久津昌三・信州大学教授は、今後の課題としてネットワークの再構築をあげていました。
そしてパネリストの皆さんそれぞれが、一人の価値はみんな同じである、にもかかわらずアフリカと日本で一人ひとりに格差が生じることの難しさなどをコメントで出していたのが印象的でした。

今回アフリカキャラバンに参加して本当に感じたのは個人と個人のつながりから生まれるネットワークの重要性でした。
会場からのコメントでアフリカと日本と言うつながりは実感できないが、やはり●国のAさんと自分が個人的つながりがある、というところからネットワークが生まれてくる、という意見がありました。本当にその通りだと思います。

シンポジウム終了後、早く帰らないといけない私たちのために、今日どうしても歌を聞いてほしいと歌ってくれたSabunyumaの方を見ても、まずは出会いの大切さを改めて実感できました。

内野さんが最後の会場へのメッセージの中で、「たくさんの違いは楽しい、ひとつの同じは嬉しい」といって、アフリカと日本のたくさんの違いを楽しみながら、ひとつでも同じことが見つけられると嬉しいといっていたのも本当にその通りだったと思います。

アフリカ2008キャンペーンでは今後もまだまだ続きますが、こういった人と人とのつながりの中から生まれるアフリカへの理解や関心の高まりひとつひとつを大切にしながら、進めたいな、と思った次第です。

(文責:ナガシマ)
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